[兵站戦線2673]

homefrontとは「銃後」という意味で、あえていえば「兵站」と云いましょうか。小島祝平氏曰く、川柳は正直に詠む。ええ恰好しよ、思うのは川柳やない。川柳のいのちは、真実(ほんま)や、ほんまのところにユーモアが出る。うそはあかん。短歌ブログ;http://ameblo.jp/oyajipoem 俳句ブログ;http://blog.livedoor.jp/kigai_bow/

2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

まだ吐かぬこの人生の句読点

ああららら晴れてしまった秋湿り ふつかだけ観音さまの涙雨 ひさしぶり虹を残して雨乾く スモッグの中でテニスの世界戦 まだ吐かぬこの人生の句読点 ハードルを上げて連立お礼状 10年の長きにわたり支えあい 雄大に秋の夕焼けじじじじじ 農薬が蜂を殺して…

のこのこと雲をからげて秋が来る

ぽつと濡れ一人合点の雨支度 ひや風のたえまなく吹くやっと秋 掬われず天水桶の日なた水 ファッションと定型の詩オノマトペ のこのこと雲をからげて秋が来る ぞぞわぞわ一枚羽織りたい気分 銭の降る音たくましく夏の雨 造作の歯にやわらかい梨を噛む 窓に入…

ささなくてそれでもいいさ核の傘

単純な対角線が現れる 残飯で高級店という噂 妻にする女が一人先に降り なんのため心に鍵をつけたがる いつまでも少女の恋に惑う日々 犬の貌眼鏡をとってよく見える ささなくてそれでもいいさ核の傘 年金に要らぬ実印大あくび 酒断てば確かに蚊には嫌われる …

驚いて媚び諂って国を売る

長崎をナガサキとして書きたがる いつ来てもああだこうだといわぬ海 ポケットに夕焼け入れてバスに乗る 戦争の鍋焼きうどん無我夢中 堤防の忍耐力を食う津波 戦後民主主義国破れての先ばかり 驚いて媚び諂って国を売る 一枚の海の下にも海がある 飛び切りの…

心に線を曳けばよい

透明の野分のごとく山揺らす 銀漢に途中下車する魂として 詩の芽吹き十七音を矛に削ぐ 地図にない線路を走る無蓋貨車 一輌の無蓋貨車には花野積む 蟋蟀が呻く野原は動く貨車 大銀河光の曲がる軋み音 老人と心に線を曳けばよい おまけでも人生の波まだ続く 白…

こころにも痛点あるとない人も

うたかたと変わらぬ人の河口堰 世の中が透明になる性善説 貌が花バラは笑ってなどいない こころにも痛点あるとない人も 煮詰まって手を出しかねるカップ酒 ぼやけても実像手あり足もある そぎ落とす煩悩の果て何もない 煩悩で生きる事実の抽象画 住所録メー…

税増やす控除を減らす納税課

税増やす控除を減らす納税課 退屈の虫が騒いでペンを執る ネクタイを締めて業者と顔に書く 友達と思いスパイの世話をする 台本が無くて転べば本となる なけなしの人情はたきおかたじけ 人情は遣うほどには殖えはせず 人情の押し売りをする大家なり 秋の風散…

建国の義士だと聞けばテロリスト

蠅虎が食い物探しガラス窓 野の虫と思うていたら螻蛄の声 エアコンを止めたら秋の暑いこと 韓国人の心逆さま 反日無罪勇気ない人 建国の義士だと聞けばテロリスト 堺市の利権の蜜が馬鹿でかい 相乗りに市民の夢のせめぎあい 大阪都降って湧いたか数合わせ 狙…

耳たぶを噛む銀河の輪

東西に威張っていたい支那の秋 足下が地割れしている韓半島 読みにくい新聞にしてゴミの山 長崎の雨より難波の宵に濡れ うら若き耳たぶを噛む銀河の輪 ただそこにあるから皆が手を合わす 樹に食われうす暗い家ある種の絵

千兆と六百バランスシート裏を読む

千兆と六百バランスシート裏を読む 増税をすれば税収地獄坂 消費税中韓米がほくそ笑む ぴんぴんが性善説の旗を振る ムラムラで臓器移植を乗り越える レンタルといえどごっくん満足度 どことなく私の顔に見えてくる めくりたい空が円いと知ってから 目隠しに…

饒舌な道だ

ムーンライト・セレナード十六夜を待つ 刈萱の乱れるシリア大義扱け 飯で汗働かなくて塩辛い 饒舌な階段くねる横に道 饒舌な道だ白線塗ってある 人生に薄日が差して丸儲け お早うといつものベンチ猫がいる 色香とか熟れたメロンの担当医 若すぎてフェロモン…

家具にもならぬパソコン

オイコラをアナタに変えた占領軍 戦争はアジアの夜明け後を押す 総ざんげ日本の神は放置して 焼け跡の柳も伐られビルが建つ 敗戦の結果は結果始末した 敗残の兵ではあれど晴れ晴れと 開戦の目途は半ば完遂す 見よアジア諸民族みな独立す 右腕の静脈硬く針痛…

レールの跡のタール臭

ふつふつと躁の気分で帰り道 らんらんと鬱の気分が欲しくなる 少年に帰れるだろかあの日まで 暑くなく寒くもなくて汗が出る 廃駅のレールの跡のタール臭 逝った友指折ってまた会うべきや くれぐれも何をするなと言わぬまま オリーブの実は睾丸と記憶する 命…

ひとしずく葡萄の闇を

芋嵐だれを浚ってここに来た 音のない銀河の余生逝って観る 秋霖は待てど日増しに日は強く われの手をとりてと云って劇は開く ひとしずく葡萄の闇を俺の手に 五円玉投げ入れ別の玉を曳く 叩いたが意外に伸びる蚊の足裏 ここはどこ精神科には喫煙所 精神科タ…

暦の外の春謳う

信長の首はいずこに雲光る 手と足をもがれ憲法苦情処理 傘立てのカギを持ち出すずるいやつ ふらと立つ風の強さに酒匂う 今はただ暦の外の春謳う 夢のない韓国がらみ放置せよ 目の前の昭和が果てぬ尻拭い アナログの人はデジタルにはならぬ

心なる深層の筋

かるがると人間の欲つぶす水 うそつきになって生きぬく身とはなり 見えぬもの知らん顔してケセラ・セラ 心なる深層の筋ほぐしたい 酔いどれて漕ぎ出す間合い布団敷く 人になる鳥獣戯画を飛び出して タンポポは関係ないよ放射線 たましいはどこでもいつだって…

夜空と笑顔重なりて

一枚の夜空と笑顔重なりて 神棚にわが盃は上げてある 思い出す肚の底から自己嫌悪 人と居て友を作らず影を置く 傘へ入れ濡らさぬ肩に気を遣い よさこいを月の真下で見てみたい 白黒の景色の中に波がある 遊び人柳を裂いて血を舐める 神兵に名の必要はありま…

山には所有者が居る、海は誰のもの?

海はみんなの国のもの 土地のもの 海は山のもので 山は海のもの 漁業権これ使用権にすぎない 万民に自由使用の権利なし (大宝令の雑令に「山川藪沢の利は、公私之を共にす」との規定がある。) 景観は財産として保全さる 公(おおやけ)の秩序すべてに優先す

傾きたがる 地球の吐息

10分で架ける蛇腹の橋の意気 韓国人親日唱え逮捕され 働かぬ韓国人に塩キムチ 蒸し返す なんどでも何度でもキムチ 海の向こうの子にも 財産 くさむす線路北の廃駅 傾きたがる 地球の吐息 見過ごしてしまったものが口惜しい 旅愁とは別のさびしみ 独り居の …

揶揄のひらめき

自治会をやめる後期高齢者 自治会に入らぬ人におせっかい 改作09/11分 防災の訓練ぞろり化粧して いつの間におひとりさまに風当たる 野の末に風来坊の紙パック 松の花揶揄のひらめき蓋をする 村八分今ある危機の花と蝶 飲み干してしまえば酒はむなしかり く…

地域社会という他人様

子育ては親の因果で片付けない 畜生がせぬこと韓の性教育 子の手癖親の手癖が品を変え 孤独死を防ぐ手立ての鍵がない 合鍵を民生委員持てばよい 長期化の仮設住宅81人の死 若者の「ふるさと離れ」限界化? ゆく秋といい竹の春という俳句 新機能つけて着火…

一個の風景さりげなく

今や追いつき追い越せの時代ちゃう 輸出より内需めざしてイノベーション ドルよりも円を廻して儲けあい 心から愛しています国産品 いつからかおひとりさまと云われてる 電線も一個の風景さりげなく 飼い猫があるじの顔で睨んでる 吠える犬ほんとうは今遊びた…

「在日即反日という図式」はやめよう

和田アキ子が反日だとしても彼女は在日として当たり前に生きていると思う。反日というそぶりは見なかったと思うが、私の知らないことはいっぱいあるから、そうだとしても驚きはしまい。むしろ、在日即反日という図式を持ち込んでいることが怖い。いつまでも…

裏顔

始まりは死刑宣告いつ果てる 実弾がおもちゃの箱にあふれてる 裏庭の池にイージス艦が浮く 公園の噴水浴びる潜望鏡 時計台爆弾いまも生きている 世の中は出会いと奇跡からみあう

この世は音に満ちて、空からの声が聴こえない

ジャムづくり私を煮詰めてみたくて ドーナツの穴をくぐって厄落とし 一枚の黙のはがきがやってきた 感じれば形容詞など要らないさ 虫の声しか聞こえませんか こころ 何も隠されてはいない ということ

石の余生

死骸(なきがら)の蛆が砦に汗をかく 戸を閉めてぢごく長屋に咳の声 黄表紙を魚油の灯で読む鰥夫(やもめ) どんぐり銀行債権はまだ持っている 後添いの秋思はここに孕まれて 刻まれて石の余生を思いゆく あの世でもこの世でもない倦怠期 せりあがるガードレ…

金色の原潜

朝焼けがやっと来たかと貌を出す 核の無季 心配性じゃ身が持たぬ 金色の原潜海に潜りゆく 食事まだ待ちくたびれたお母さん 嫁もろた待てど暮らせど来ぬハガキ あれいいなコンビニ行ったら買えるかな 金色の原潜漆黒に溶ける

核変換

からくりがわからぬままにたかる癖 知らぬ人いないから言ういつ来るの 新人は名札を見せずわれを呼ぶ 悪者になる気でやらにゃ勝ちはない 生きている核変換を待っている

人生が傾斜してゆく

あの山本太郎参議院議員すったもんだで離婚して、しかしやるもんだ!結婚否定して子ができた。ちゃんとすりゃいいのに・・とは私の勝手な意見。 http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/179468/ 子はできるそれでも主義は守りたい 敵対の勢力の手を恐…

悪魔の手はドイツ人

生きたままプラスチックにする技術 川柳にするも厭わし悪魔の手 http://bylines.news.yahoo.co.jp/bandoutadanobu/20130622-00025881/ 人身売買が「単なる人身売買」と言われてしまうほどの↑ ↑人間であることが情けなくなるくらいのこれがチャイナの現実です…

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