[兵站戦線2673]

homefrontとは「銃後」という意味で、あえていえば「兵站」と云いましょうか。小島祝平氏曰く、川柳は正直に詠む。ええ恰好しよ、思うのは川柳やない。川柳のいのちは、真実(ほんま)や、ほんまのところにユーモアが出る。うそはあかん。短歌ブログ;http://ameblo.jp/oyajipoem 俳句ブログ;http://blog.livedoor.jp/kigai_bow/

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

憲法の穴

九条の消化不良の孤高性 侵略をしない国軍は持ちたい 侵略をされても軍は持たせない 自治体に外国人が公務員 国力を道州制がそぎ落とす 憲法の体質変える改正を 国民の中に在日の顔あり

午後七時、雨が降り出しました。

陶を焼く思いのほかに神の御手 靖国はたとえば花の散る淡海 九条も消化不良の反戦派 中国は日本の呼称支那は支那 歩きつつ咲く花成る実探してる 降らなくてよかった今日も知らぬ道

酒の花

生きがいに無駄骨という骨はない 独り立ち無駄飯食いが一人去る 酒の花酒に敗けての語り草 ひもじさか母恋しさか猫の泣く 闇の国ひとりよがりのシバキ隊

俗じみる阿修羅とされたアスラ族

半透明選挙の顔と素の貌と 公園で雨が一番ぬれている 鴉鳴く雨の底から逃れきて 皮を脱ぎ除染地帯に蛇は飽く 自画自賛危うい崖に気づかない 俗じみる阿修羅とされたアスラ族

鷹が鳩になるといわれた時代は200年前

憲法を改正すればあっけらかん コマーシャル犬の名前で愚弄する 傘立ての傘の持ち主先にゆく 図らずも国境線が重ならず 家族葬それでなくても独り者

未来

一世紀またがって咲く先がある 灯の点より闇が気に懸る 〇法を創って国をマシにする その酒の助けを借りず酔える人 国ごとに夢をうずめた地図がある

創作ブログ

短歌は 「拾はれる風景、短歌のある風景」http://ameblo.jp/oyajipoem/俳句は 「あほうどり」http://blog.livedoor.jp/kigai_bow/川柳は 「兵站戦線2673」http://homefront2673.hatenablog.com/

山から街に下りまた山へ

知らぬ人あいさつ交わす散歩道 切り石を蓋に仕立てた段の溝 軒迫る細い坂段手すりあり 草を見てまた木々を見て名を知らず 雑草という草はないとのご聖言 (昭和天皇のお言葉)

スーパームーン Ⅱ

反戦派 反日党になっている 日の丸をかざし反戦論じあう 愛国を大前提に主義主張 反骨を売りにしているへそ曲がり 責任を九条護持にすり替える 九条は日本国民守らない 国民を守れぬ法は誰の為 憲法はマッカーサーのご命令 戦前も戦後も隣かわいがる そろそ…

スーパームーン

風とおり病葉(わくらば)のない並木道 梅雨雲にスーパームーン抱かれて 満月の最も近く潮響(どよ)む 摑む夢捨てる夢すり替える夢 反戦と愛国と並び立たせる

答えなどないのだ私の小抽斗

あしもとを固め明日に身を入れる 切り岸に立ちあがるたび夢を呼ぶ 人生と遇った気がする停車場 馬鹿をした時にはいつも酒がいて 寂しさを隠さず虫の独り言 答えなどないのだ私の小抽斗

未来の中に昔話がもぐりこむ

紫木蓮二番咲きの支度する ひだまりで忘れる人についてゆく 昔話そこに居座る人に添う 久方のカタツムリ這う道の上 肝臓の赤信号を待つ未来 未来の中に昔話がもぐりこむ

罵り合う肉声よりも胸の声 転びゆく戦前にとびこんでいる 原子炉はプルトニウムを作り出す 味のある人だ余白に天の川 目立たない奈落のふちを歩いてる

ごめんなさい

短歌同人誌「かばん」関西の6月歌会の選歌及びコメント書き出し作業のために、創作は休みます。

親子

母のこと老母とは言いたくはない 母はなお現役の主婦揺るぎない 父もまた現役の戸主老いたれど 折り返し地点はどこにあるのだろ 親離れとうの昔に見放され

心の帆

地下茎を断ち兵站を萎えさせる 大人にはなりきらなくて老となる 未成熟なのに老年胸を張る ひとたびを緋の匕首にほくそ笑む 幻想を呑みくだすたび活路あく 沖の沖神に吹かれる心の帆

自省

若者の気魄に惚れる入門者 川柳を知らずに捨ててきた時間 いさかいを聞かされ育つ首の骨 捨石に初めて気づく愚図な奴 酒を捨て素面人生こんにちは 曲げられぬ除染に飽きる永田町

臨時休業

今日は実作を休みます。短歌に気が行ってます。

時間超過

深刻になるなというて国訛り 諦めてねぐらを探す金の蠅 百人のてのひら百人の野望

梅雨不調

おばちゃんの袋の中に飴いくつ 噛み切れぬ前歯の入れ歯器量よし 故郷の墓場にポンプ井戸生きる パソコンの不調パソコンを拝んでる 立ち止まっていても時間は新しい

じりじり暑くて頭が痛い

妻子いて男は父を選ばされ 九条に縛られ平和きれいごと 道草をしては言い訳繰り返す 正直に生きて表が裏になる 夢の国進行形の建国史 アベノミクス本音で語る国造り 見えすぎて大人嫌ならヒトとなれ 何かある暇をつぶして明日がある

珍妙な自民党の舞台裏

断捨離でこの世の明日を切るまいぞ 糖尿の数値高いと手術ダメ 韓国を助けろという自民顔 今に見ろ自民に巣食う売国奴 ぶらぶらと壁に気づかず遠回り ドタバタの回り舞台を見る心地

普通の梅雨になりました。

俳句) 牛の泪 象の眼や泰山木 産土の蝦蟇も恋いしやはんざきも 川柳) 圧力を暴発止めの栓にして 寝たふりの狸が今もそばに居る 極楽の店も地獄の顔がある 不老不死核戦争後の時代見る パソコンで聞く知らない駅の時刻表

当てつけ

あてつけて藪蛇になるお節介 花嫁を引き合わせては嫌われる・ 恋人であることよりも友の国・ 恋人の型にはまらぬ私たち・ 負け組と思わぬ世界恋人よ・

仲間がおればなあ。

噛むたびに入れ歯好みの舌になる・ 日が昇るころヤクが切れたり・ 馬耳東風で鬱を乗り切る・

共生のむつかしさ

むごかろう羽蟻つぶす指と指・

ガラパゴス

ひかりあれどアルカイックな空の蒼 図らずも楽しんでいる新天地 天井を泳いでみたい夏の昼 自分さえ裏切ることのある心 禁煙をたれながしつつ火を着ける 一羽なら鴉も暇の友となる ガラパゴス戦を知らぬ蟻となる 女々しくも免疫できた或る戦後

生活の祟りは自分で作るもの

デザートの果物禁ず糖高し コーヒーに砂糖を入れる癖がつく ロングピースに替えたころ糖が出る 生活習慣の党派色が出る 総入れ歯部分入れ歯で用を足す もっぱらは野菜ジュースと母が決め

タバコ断つ逢魔が関の三日かな

タバコ断つ逢魔が関の三日かな ニコチンの誘惑迫る一日目 モク拾い仕切り直しの朝となる 習慣の朝の一服に助けられ ニコチンを補充する悪の習慣 ニコチンを不快と思う癖つける ストレス周期入れるスイッチ タバコとはまずい食い物毒キノコ

希望

人間でありたい僕の根はネアカ 真剣に現代を考えている 真向にあなたと向き合っていたい 完熟があるとは誰も思うまい

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