[兵站戦線2673]

homefrontとは「銃後」という意味で、あえていえば「兵站」と云いましょうか。小島祝平氏曰く、川柳は正直に詠む。ええ恰好しよ、思うのは川柳やない。川柳のいのちは、真実(ほんま)や、ほんまのところにユーモアが出る。うそはあかん。短歌ブログ;http://ameblo.jp/oyajipoem 俳句ブログ;http://blog.livedoor.jp/kigai_bow/

2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

沖縄

沖縄の海は沖縄人の海 沖縄に猛禽飛ばし餌付けする 沖縄は移民受け入れ移民出す ウィルスに感染されて知らぬ顔 夕顔が黄色その背に黒い雲

火炎瓶現代化した印地打ち 印画紙に焼き付けたまま悦に入る ルノアール印象主義の眸たち 烙印を押されはなはだ口惜しき お揃いの印半纏肩で風

築く

関係を築いて中に入り込む 関係を築いて攻める橋頭堡 両隣掃いて清めて築き合う 弱いだけ築くやりがいあるような 魂を繕いあって築く夢

地味

派手すぎるママの視線が痛い首 目立たずにいじめる側に立っている 制服の着方地味さが裏に出る 地味の良さクレーム処理で鍛えられ

国ひとつ

愛されて独りよがりのマリオネット 黒潮の怒涛の底を艦潜る 次々に海監寄せて顔なじみ 無垢という大地にお会いしたいもの 慰安婦の証言しかと戦時中 造られた慰安婦証拠よく喋る 昭和史の静かな声よさざ波よ 国論を割っても人よ国ひとつ

血を感ず

振袖もチョゴリも然り民族美 戦争を迂回せずとも自立する 震源地インド、トルコも血を感ず パレスチナアジアを生きる一種族 無季俳句 不可逆のアジアの腹に句点打つ Black rain 割譲ならぬ風の国 あさましく月兎にすがる国境 晴ればれと極彩色の塒(ねぐら)…

何処からと誰

何処からと誰を消された朝鮮人 誰が打つ歴史動かす決定打 多民族口では言えぬ不自由さ 平等の観念だけが先走る 宗教と文化の中に相違点 ものごとに利害と家族からみあう 朝鮮人だけじゃないこの多民族 多民族共生すでに始まっている「いま」

一枚の絵がある

こどもだと安心しては気を持たれ 名も知らず知らないうちに気を許す 挨拶を交わすぐらいのおつきあい 受付で毎日会えば気にもなる アンテナを張ってノイズを聞きわける 一枚の絵がある日々に変わる色

個性

個性尊重でも責任は知りません 売国腐個性を奪う拝み癖 にんげんを歩いて個性光りだす たましいに個性のありやほうたる来い 逞しさそれゆえ開く個性あり

超音波だけが知ってる血の澱み 血小板何を食べても少なくて 血栓の防止にアスピリンを飲む アンモニア血中濃度気にしてる 我ながら血が騒ぐこと国家論 血に飢えて転びくる支那破綻させ 血煙が大陸を染め断末魔

単語

ありふれた会話の単語ABC 見たことのある単語しか並ばない あら不思議単語の位置で天と✖ 不条理の単語求める迷宮図 単語帳虫をなだめて矯めてゆく 古い殻破る単語で紡ぐ夢

混じる

日本生まれ混じってしまう日本人 喋らされ混じったはずの身を晒す あいまいな線引き記憶混じりこむ マジ混じるグラデーションの薔薇の色 寒暖の海流混じる日本海 迎え差す日傘の下で混じる影

平成の窓に知性を働かす 学問で何ができると窓開ける 星系の十七音字天の窓 もったいをつけたところでただの窓 ねったいや我慢しないで窓閉める ともしびに守宮遊ばす夜の窓 胸のうち昭和の窓に灯をともす 痛かろうベルリンの壁光る窓

身の丈

幸せに合う身の丈が分からない 身の丈に合う幸せに気付かない 身の丈は息切れしない無理しない 身の丈でできないこととできること 右向け右その身の丈を考える

舌鋒を削るナイフを持たさない

合い過ぎて入れた入れ歯が痛くなる 身の丈に合う幸せはいつもある 舌鋒を削るナイフを持たさない いつの日か植物と合う感覚器 天皇制手持ちの箱の民主主義

連鎖、閉鎖、交差

核連鎖死んだ後まで祟る枷(かせ) 権力のおごりが民主沈ませる 高機能漁船喉から手を出して 百歳を越えた向こうが分からない アラー・天皇陛下、自爆・特攻、生きた贄(にえ) 原理主義まるのまんまの神の道

ノンタイトル

思い出は枯葉になって雲の上 魂は思い思われ生き延びる 七月の現実としての炎天 銃弾に愛は死んだか生かしたか 西瓜とか南瓜を拒む血糖値

雑感

八月になれば沖縄取り立てる 今もなお琉球「国」という意識 沖縄の声は六月に聞きたい 沖縄にとって日本は過去形か 無視されることも辛いなガードマン 肝臓が変で胸乳が張ってくる とぐろ巻く富士がきれいに見える訳 回送のバスは速くてよく通る

鷹の眼

豁然と鷹の眼統べる高角位 地に影を熱射浴びせて溶かしこむ 家のうち寒さに耐えて真夏ボケ 長寿国時代おくれに慣れてきた 都合よく手抜きもばれず喜ばれ あるだけで触らぬものは要らぬ物 ときどきは積ん読をやめて風入れる 現金がないから我慢できる癖

引きこもり熱中症を言い訳に

父と子の子が死に父は喪を無くす 去る者をいかに留めて恥ずかしむ 壁に貼る古き画鋲はそのままに 頭抉れば外れてしまう鋲の頭片 肋骨が軋む肩骨外れそう 冷房の網洗ったら寒くなる カーテンも閉じて熱中症を避け 引きこもり熱中症を言い訳に

民主主義こそ見直して

右寄りの風が吹いてる快い 左の前線が仕切る民主主義 古釘の頭を抉(こじ)て打ち直す ぼろ釘を均(なら)して夢を破りたい ものごとのすき間見るのがおもしろい

真実と本音を混ぜてミーティング

手配書を年相応に加工して 金入れぬ財布出すのも早いやつ 押し入れに石も煉瓦も入ってる 前向きの話ばかりで白けてる 痛いですほんとに痛い針を刺す 真実と本音を混ぜてミーティング

韓国大統領はテロリズムを称揚している。

制御棒抜いて花実が咲くものか 後戻りできぬ原発立ち話 巣立ちして巣に帰らない鳥が増え 居心地の良い席に居てこそばゆい テロリズム称揚してる国がある

十四字詩

十四字詩 推すに推せないただのわがまま ここまで来たらいかに壊すか 水爆の素は行く当てがない 核に汚れて金にまみれる 活断層の地雷原踏む 許されている忘れさせよう 憶えているよ忘れはしない 今日にサヨナラ明日会いたい 夏椿咲く仏陀の心

後始末

炎昼の青まっさらに躁の足 眼の前に知らない人が笑ってる 投票を置き去りにして胡坐掻く ひとしきりごねて欲張る野党肌 透き通る不治の病が多すぎる 健康を人質にする保険料 党派より賞味期限切れた人

反日外国語【支那語、ハングル】

ヨン様が歌う反日外国語 少年の欠片探しに出かけよう 大方は他人任せの人生だ 妻とした約束忘れ家を出る 地下足袋がアメリカの街歩いてる 吉野家で肉抜きと云い叱られる

不意打ちの惑い

うっとりと果てるがごとき花のひと 脳裏には他人の記憶植えられる みづからの痛みは鎮め世界消す 不意打ちの惑い烈しく意欲噴く 韓国に繋がらぬ国そは百済 次々とくる世の果てに核のゴミ しがらきの狸が売れる世は平和 うつせみの入れ歯をとれば喋れない 定…

支那とコリアに遠慮する日本人であった。しかし、正しい歴史認識により糺すべき時だ。

南京の南京錠を解き放て 朝日新聞記者の妄想支那が酔う 妄想が散りばめられた嘘歩く 売春の意志もて娼婦渡航する 一代で財成す娼婦地に潜る コリアでも妄想が妄想を生む 結果として台湾人を裏切った

黄色

晩年や余生なんかにとらわれない 前向きに黄色いバラを贈ろうか 銃弾と嘘で生きねばならぬ国 老骨といわない限り明日がある 老醜のにじまぬ詩がありがたい 夏こそが黄色の天下敗戦日

八月の青燃える拳骨

相惚れと思っていたが頼りない 前向いて己に表と裏の貌 近未来瓦礫の下に埋まってる 反感と期待の誤差の中にある 石の属性に方法論を足す 万歩計ほとばしる汗の快感 肩の荷を下ろし三寒四温かな ガス田は支那が抜き取る日本の血 夏草や在日街が騒がしい ペッ…

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