[兵站戦線2673]

homefrontとは「銃後」という意味で、あえていえば「兵站」と云いましょうか。小島祝平氏曰く、川柳は正直に詠む。ええ恰好しよ、思うのは川柳やない。川柳のいのちは、真実(ほんま)や、ほんまのところにユーモアが出る。うそはあかん。短歌ブログ;http://ameblo.jp/oyajipoem 俳句ブログ;http://blog.livedoor.jp/kigai_bow/

2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

とぼとぼと神を抱いて雨が降る

円形に肩組み合った思いだす 溶けてゆく仮面がはがれない地肌 手は触れているのに風を握ってる 野猫来て人の掟の範囲内 かみほとけ神主坊主人の意地 思い出す夢のかけらがまた太る 打ち明ける悩みを聞いて打ち解ける 神の前掟を刻む宇宙観 とぼとぼと神を抱…

軋む

わが国が東亜の友となる日待つ 軋む うつに狎れ軋む脳野はふゆの色 外(と)に内に軋む正論惑う蟻 地が軋む働く蟻に惑う蟻 雑詠 赤鬼も青鬼もいて泣きじゃくり 感情がたぷんと揺れて治まった

仮面の平和

じゅわじゅわと蝉が鳴きつれ夏すぎる 時事 一向にらちのあかない売春婦 九条は耐えて見せます今の危機 笑い 富士山のガス抜きさせてみたいもの 緊張に息苦しくて仮面剝ぐ 前句 (腕まくりして好機窺う) 特産を売りつけやすい無関税 韓国人法の論理を曲げて…

ラスト十九秒人工知能迷わない

掌のうえの空には詩歌論 坪庭の夢にあれ野の草伽藍 おおばこの無名さがいい生きている 心ないことばが残す波の跡 中心を獲りたくて狭い世界だ ストレスを癒そうとして涙ぐむ 縄文のDNAはわがうちに ラスト十九秒人工知能迷わない 九条でかなわぬ世界ほらそこ…

血糖を上げるカボチャや豆の類

パソコンが壊れスマホでネットする 特許権アメリカ延ばし儲けたい カーナビは海の上でも怒らない 血糖を上げるスイカにカボチャもか すし種からいつかまぐろが消える日も 夕焼けをきれいというが場所がいい 時刻表あってないのが路面電車 停電で冷蔵庫だけ後…

08/25 作句分

コンビニでおでん天引き買わされる カタカナに地名変換される訳 パソコンの自動修復果たされず まっとうに追う純潔と潑溂と 無機質な天命もありコンピュータ 寝ては覚め忘れるころに馴れてくる 酔いたくて筋書きのない夢探す たましいがもう酔うことはない柩…

無神論、唯物論の裏の顔

千年を恨むと何が築けるの 終身の大統領を選べるか いつまでも他国の財布あてにする 韓国の不況所詮は他人事 戦争は知らないけれど脛の傷 無神論ここじゃ左の代名詞 真実を見ない歪める嘘に嘘 無神論、唯物論の裏の顔

開いた口が塞がらない

パソコンも順序正せばよく分かる 後悔をしたくなければ死ねばいい どこにでも不可抗力のある世界 知ったかぶりの山本太郎恥さらし http://www.fukushima.coop/kagezen/2011.html 転載します。 2013-08-21 山本太郎議員への疑問 「ガイアの夜明け」で取材対象…

パソコンも機嫌気ままの一人芸

アメリカの虚仮のうちなる女神像 韓国の裏を返せばラブ・コール 景気よく夢追いかけるろくでなし 体験を引っ張り出して風あてる 捨てきれぬ過去は笑いのふちに置く パソコンも持ち主に似て嘘を吐く こちらでは二合と云って次がある 爪を切るさあこれからも生…

再びの

細胞が細胞を好きなんじゃない 魂が引き合って好きということ 再びの和解遠のく半島史 再びの和解遠のく反と性 ためらわず優先席を外してる ねつ造と欺瞞が覆う小中華 名を持たぬ者探そうわが人生 特別永住者の身分を奪い追い出そう 都合よく今日の記憶を片…

片肺の九条

食べ物がフェイスブックの言葉です 宗教は要らない畦の牛の眼よ 計算が面倒になる消費税 増税はせめて所得を上げてから うなづいてみるが判っていない顔 片肺の九条語る余白あり

南瓜膳にある

島があり働いている地政学 死んだから仏ではない死んだ人 一口を百円にするおひとりさん 何かしら見つけてしまう文具店 貼り過ぎは返送なしの切手代 血糖が上がれど南瓜膳にある この町でサイレン黙とうの合図 手放して読める時間に慣れてきた 書かぬからま…

凡人の顔

生前のことを思えば楽しかり 沖縄忌心をそこに置けばとて ひきだしに本音を隠し鍵かける 高気圧凡人の顔らしい顔 よそゆきの声の九条腹下す オスプレイ一機当たりの迷惑料

柳人の自信のなさが斜め読み

塩漬けの愛悩ましく過去と過去 腹で酔う心の中で鬼嗤う 言い切った三本の矢の昇り龍 アベノミクス風を摑んで逃れたい 九条にもとより骨はありません 適当に住みにくいから寿命延び 成長がなくて減税と増税と 柳人の自信のなさが斜め読み

頼りなげ

人間であることやめたない自分 金魚には見えないけれど明日がある 命ある限り本音とうわごとと 燃えて燃え尽きる心の青いほむら 過去もあり未来もあると頼りなげ お別れに自由の兆し潮の満ち

雑兵でよいから

チャイナの自治区とは侵略された植民地 なむなむなあむ翻訳すればこころの帆 狭窄を見ても見ぬふりありますよ 無機質な医師の符牒に耳尖る 雑兵でよいから国のお役立ち 傾きもあって活路が顔を出す 六歳がじゅんけつという俳句界

お伽噺・かくのかさ・中華思考

お伽噺と靖国神社かくのかさ ヘリ空母みせびらかしにイエローSea 安倍総理お伽噺は喋らない 戦・不戦もお伽噺だ謝は済んだ 対等の道こそすべて脱中華 特亜とは中華思考の世界なり 支那不埒なり属国を持ちたがる 共産で市場は制御できません

原子炉が切れてる

アルコール切れても今は立ち直る 原子炉が切れてる今がチャンスかも 新エネの立ち上げ遅い民頼り 新エネの開発に機密費使え 核が好きお伽噺はもっと好き

敗戦日を控えて

A級が神であること悩ましい 分祀でも証明できる人いない 結局は見えず触れぬ物語 真実を摑むことこそ日本人 今我ら心に支柱ありやなし 靖国で逢おうと死にし人らあり

酒が盗りこむ成り下がり

はしご酒独りの酒に楽しまず 酔えぬ酒カラオケに酔う独り酒 背広着て会社に行った記憶ない 馘になりその頃からが怒涛酒 大らかも酒が盗りこむ成り下がり 老いらくの寺参りさえ酒に替え 酒のみを先途と見据え蚤の意地 狂いたる中に透きみる断酒道 生きゆくに…

自由主義は弱い者。

精神の旅心ハイエクを読む 平等の如何わしさに胸灼ける 戦後には掃いて捨てたい左巻き 戦中は転向右翼主義隠す 焦点は定まっている自由主義 日本には日本の自由主義がある 帝国の憲法こそが自由主義 全体主義が捻じ曲げて戦争だ 今回はそうはさせない意地が…

墓に行くそれが「出会い」という儀式 墓は仮(仮なれど) 現世の人の拠り所 仮屋には御祖の霊との結びつき 離れ地(宝塚)にわが墓あれば寂しもの 行く墓はあちこちに在り生きたる場

ゲルニカ

ゲルニカに思いを重ね被爆の忌 たわいなく野性の人を生きる奴 おもてうら一人芝居で演じ分け ぶらんこに昔を拾う揺れており 粗忽モン季節が見えず「無い」という 戦争の焼野原にも雪は降る 待ちきれず角を入れては櫓下

欲しくない酒忘れてはいない味

思い出も傷つけあって遠い恋 鴉の仔蝉を狙うて逃げられる 次々に脳院に来る自己破綻 次々と飲酒欲求己を責め プリン体少なきビールスーパードライ 飲みたさに負かされそうな我がいる とりあえず酒無き世界に逃げ込んで 欲求に責められ心引き裂かれ 暇なほど…

秋蝉

揺れ動く活断層が息を抜く 確信の出会いまたもや不成立 ぶんぶんに眩しい壺の百日紅 独りよがりの十七音字 見果てぬ夢か賽の石積み カンタータとよめく秋のひと掬い 一枚の絵にならなくて己が魂 炎昼の影を無くした蟬として

未来像

左眼のれんずに記憶させる今 鎮まらぬ記憶を灼いて枯れ野駅 風化させない戦争と現在地 割り切ってしまえば色のない風に 未来像語られるとき美しい 憎しみをかかえて海を狭くする 錆びつかぬ程度に手斧研いでいる 枯れてゆく記憶のなかに寄り添うて

明日への愛

明日への愛を発酵させようか 脳枯れて大気が澄んで見えてくる 聞こえてる聞こえないふり耳燃える 喪っていきながらふと意味を知る 試練だと気づけよ前世の約束を 軍事費も増やしてみたい人件費

新しい風はわからない風です。

いくさびに八十いろくづのともだおれ 期待され装うことは重すぎる 善人でありたいことは希望です 人生だ妥協もします惜しまずに 持ち物を取り換えながら年重ね 増えてゆく来る年ごとのぼやき癖 したたかに新しい風迎える帆

劇薬の川柳

ストレスに追い返されて外で飲む 鼻まわり酒の臭みがからみつく 汗かけば体臭となるアルコール 物事のすべてストレス酒理屈 ストレスを吐き出す劇薬の川柳 酒やめてパチンコ漬けに気づかない ストレスが抜けたら別のストレスを求めてしまう悪魔サイクル

自らに定めた刑をつくづくと

看板に躍った日あり楽園に 今だけがよければいいと逃げゼリフ 少なくも一升瓶とは恥ずかしい 依存症だということが恥ずかしい 病気だと自覚もなくて呑み耽る 自らに定めた刑をつくづくと 淡白な男と呼ばれたくはない 掃き溜めの鶴と孤高をひた愛す 堰切って…

http://ping.blogram.jp/rpc/147190