過去記事2
AUTHOR: 寓站
TITLE: 短歌
DATE: 01/12/2013 10:58:58
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絵を鎖す一枚の絵に魅せられて言葉が紡ぐ凪の未来図
剽窃のピカソの世界 アルジェの女たち原色の喜びあふれ
円窓を指で造りて青空を覗き見してゐ猫走り去る
悲しがる淋しがる隙間だらけのいたづら心やり場なく勃つ
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AUTHOR: 寓站
TITLE: 俳句
DATE: 01/12/2013 11:15:38
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憲法9条仮装行列山眠る
考へるバツタは土に山眠る
シーシェパード鯨の墓守冬の海
セシウム見れども見へず暮雪かな
否 霾るや暮雪にあらず長崎市
春浅し新自由主義の道のどか
原発の再稼働アリ春夜明け
パチンコにむらがるナマポ春浅し
政権にをればこそ成る花の種
民主主義これが惑わす種袋
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AUTHOR: 寓站
TITLE: 2673.02.07寓站雑記帳
DATE: 02/10/2013 12:55:27
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ニン月はコンプレックスだらけかな
月並みに軒を恋する氷柱ばい
こらあかん 残りの寒さ彼岸まで
まだ残る寒さにまつはるあれやこれ
初春の宿替え猫のお引つ越し
右傾化といふがガラスが熔けたまでメルトダウンがよっぽど怖い
駅伝が継いでゆくもの語るもの冬の呼吸か春の咽びか
蒼氓のそそけだつかな即興劇 垣間見せたりレーダー照射
戦後民主主義+平和教育という欺瞞が自慢のガラスです
教練をやめて戦後は手を挙げて
土下座する平和教育でありました
賢いカラスは平和教育の殻を啄きました
自慢のガラスは土下座民主主義でありました
墓守の手洟をかんで墓で拭く
AUTHOR: 寓站
TITLE: 2673.02.08寓站雑記帳
DATE: 02/10/2013 13:54:59
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レーザー照射意味汲み取れず無反応
忘れゐき虫歯治療の予定表失念せるを電話にて詫ぶ
唯一本残したるタバコ吸ひ終へあゝ汝は吸ふてしもたと思へり
忘れなき銭なれどそれ惑ふこと多ければ惑ひ且つは忘るる
急がるる冷たき春の風走る南天実ぃなく芒残れり
老い腹やコップ二杯の水甘し
おいらくを老楽とせじ老等苦也
風分けて雪割草にホッとする
12連句独吟
移ろいの果や木阿弥虫の声
いざ歩ませむ萩の花もと
稲架組めば黄昏ゆかむ七日月
早生の田仕事峠見えたり
はろばろと外つより友のきたるかな
夏は野分にくれてやったり
わたつみの海に添ふ色秋夕焼
恋しと思へ通りゆく雲
松の音ぞ対馬の冬は神寂びて
岩海苔むしる海女の働き
憲法の仮装行列半旗揚げ
春門開け 時の勝ち鬨
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EXCERPT:
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KEYWORDS:
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AUTHOR: 寓站
TITLE: 2673.02.09寓站雑記帳
STATUS: Publish
ALLOW COMMENTS: 1
CONVERT BREAKS: default
ALLOW PINGS: 1
PRIMARY CATEGORY: ブログ
CATEGORY: ブログ
DATE: 02/10/2013 14:18:56
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ひとよひと 燃ゆるに如かず秋の棺
あなたの言い方気になる僕のせい?
白昼夢(千晶+乙)らしきが居て娘という
いろいろと書くことありておもふこと1/100も書けず
春浅し 今夜のおかずおでんらし
あなたには話せないけど今少し待ってて欲しいいづれ話すわ
花冷えはまだ先だけどちょっ寒いね
上がってき へえてあいさつ あるかいな
隠さねばならぬ点線そこそこにあえて実線伸ばさにゃならぬ
付き合いの浅さが夢に現れて
白昼夢 娘と妹が合体す
心ごと真向かってくるかまいたち痛さでなくて切られた感じ