[兵站戦線2673]

homefrontとは「銃後」という意味で、あえていえば「兵站」と云いましょうか。小島祝平氏曰く、川柳は正直に詠む。ええ恰好しよ、思うのは川柳やない。川柳のいのちは、真実(ほんま)や、ほんまのところにユーモアが出る。うそはあかん。短歌ブログ;http://ameblo.jp/oyajipoem 俳句ブログ;http://blog.livedoor.jp/kigai_bow/

過去記事2

AUTHOR: 寓站
TITLE: 短

DATE: 01/12/2013 10:58:58
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絵を鎖す一枚の絵に魅せられて言葉が紡ぐ凪の未来図

剽窃のピカソの世界 アルジェの女たち原色の喜びあふれ

円窓を指で造りて青空を覗き見してゐ猫走り去る

悲しがる淋しがる隙間だらけのいたづら心やり場なく勃つ
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AUTHOR: 寓站
TITLE: 俳句

DATE: 01/12/2013 11:15:38
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憲法9条仮装行列山眠る

考へるバツタは土に山眠る

シーシェパード鯨の墓守冬の海

セシウム見れども見へず暮雪かな

否 霾るや暮雪にあらず長崎市

春浅し新自由主義の道のどか

原発の再稼働アリ春夜明け

パチンコにむらがるナマポ春浅し

政権にをればこそ成る花の種

民主主義これが惑わす種袋
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AUTHOR: 寓站
TITLE: 2673.02.07寓站雑記帳


DATE: 02/10/2013 12:55:27
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ニン月はコンプレックスだらけかな


月並みに軒を恋する氷柱ばい


こらあかん 残りの寒さ彼岸まで


まだ残る寒さにまつはるあれやこれ


初春の宿替え猫のお引つ越し


右傾化といふがガラスが熔けたまでメルトダウンがよっぽど怖い


駅伝が継いでゆくもの語るもの冬の呼吸か春の咽びか


蒼氓のそそけだつかな即興劇 垣間見せたりレーダー照射


戦後民主主義平和教育という欺瞞が自慢のガラスです


教練をやめて戦後は手を挙げて

土下座する平和教育でありました


賢いカラスは平和教育の殻を啄きました


自慢のガラスは土下座民主主義でありました


墓守の手洟をかんで墓で拭く


AUTHOR: 寓站
TITLE: 2673.02.08寓站雑記帳

DATE: 02/10/2013 13:54:59
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レーザー照射意味汲み取れず無反応


忘れゐき虫歯治療の予定表失念せるを電話にて詫ぶ


唯一本残したるタバコ吸ひ終へあゝ汝は吸ふてしもたと思へり


忘れなき銭なれどそれ惑ふこと多ければ惑ひ且つは忘るる


急がるる冷たき春の風走る南天実ぃなく芒残れり


老い腹やコップ二杯の水甘し


おいらくを老楽とせじ老等苦也


風分けて雪割草にホッとする

  

12連句独吟


移ろいの果や木阿弥虫の声


いざ歩ませむ萩の花もと


稲架組めば黄昏ゆかむ七日月


早生の田仕事峠見えたり


はろばろと外つより友のきたるかな


夏は野分にくれてやったり


わたつみの海に添ふ色秋夕焼


恋しと思へ通りゆく雲


松の音ぞ対馬の冬は神寂びて


岩海苔むしる海女の働き


憲法の仮装行列半旗揚げ


春門開け 時の勝ち鬨

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EXCERPT:

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AUTHOR: 寓站
TITLE: 2673.02.09寓站雑記帳
STATUS: Publish
ALLOW COMMENTS: 1
CONVERT BREAKS: default
ALLOW PINGS: 1
PRIMARY CATEGORY: ブログ
CATEGORY: ブログ

DATE: 02/10/2013 14:18:56
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BODY:
ひとよひと 燃ゆるに如かず秋の棺


あなたの言い方気になる僕のせい?


白昼夢(千晶+乙)らしきが居て娘という


いろいろと書くことありておもふこと1/100も書けず


春浅し 今夜のおかずおでんらし


あなたには話せないけど今少し待ってて欲しいいづれ話すわ


花冷えはまだ先だけどちょっ寒いね


上がってき へえてあいさつ あるかいな


隠さねばならぬ点線そこそこにあえて実線伸ばさにゃならぬ


付き合いの浅さが夢に現れて


白昼夢 娘と妹が合体す


心ごと真向かってくるかまいたち痛さでなくて切られた感じ


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