枇杷の花から始まって夏を待つ 初花に冬の記憶の伝わりて 蜜蜂の働かされる一事実 人間に振り回されて益と害 虫は虫の本性で生き種の保存 年金は削られ税もむしられる とりあえず死んだばかりを包みます 死者はまだ儀式を終えて霊柩車 総入れ歯してから歌が…
俳句を創ってゐる者の習性として時の移りをつまりは季節を、歳時記とともに感じようとして実感との差異を、いかに縮めようとするかに腐心する。現実は新暦に生きながら、旧暦のニュアンスを色濃く反映させる体験を具象化する。11月の下旬に入っているのに…
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