2014-04-10 見下げられ浪々の身に春の雨 変革の首謀者仮面剥がす顔 夜叉の面肉に食い込み気も夜叉に 愛嬌を蒔き過ぎ顔の神経痛 愛嬌にいやな言葉を聞き流す 窮屈なメモリ不足に独り言 傘借りに越後屋めざす止んでおり 借り倒す越後屋の傘五六本 雨降りは越後屋の傘屋号入り 新米の椋鳥雨に塩垂れる 浅葱裏気分だけなら江戸育ち 見下げられ浪々の身に春の雨