2014-01-07 領海に支那の棺 闇に捨て闇の残した誰のごみ はたらけど伸びてはくれぬ棒グラフ 冷涼のカサブランカは白い家 眼をあげて薬の時間口に目に 今もあの十七日を忘れない どこにでも急ぐでもない窯の口 騒ぐまいわが領海に支那の棺 一行の詩と滑稽を見据えたい 忘れたいことばかり覚えてる人 過去に蓋かぶせる時に思い出す