[兵站戦線2673]

homefrontとは「銃後」という意味で、あえていえば「兵站」と云いましょうか。小島祝平氏曰く、川柳は正直に詠む。ええ恰好しよ、思うのは川柳やない。川柳のいのちは、真実(ほんま)や、ほんまのところにユーモアが出る。うそはあかん。短歌ブログ;http://ameblo.jp/oyajipoem 俳句ブログ;http://blog.livedoor.jp/kigai_bow/

夕映えは駐めた車の中ばかり

魂返し。魂還し。

乱れた魂の緒を解き、迷える魂・魄を天地の宮に返すこと。 別名:ココストの道。

ヰチヂがこの方法論を完成する。

この功により、ココトムスビ、またカスガドノという名を賜り、中国の春日県の守となる。

アマテルの命により、ツハモノヌシ・フツヌシ・タケミカツチが、ササ山 (猿去沢) で初めて実践している。

  ■ヰチヂ・タケミカツチ・フツヌシは、アマノコヤネの親と叔父である。

  『魂返しせば 人 成らん 先に罷るも 緒を解きて 人に生まるぞ』8文

『ココストの道 大御神 ツハモノヌシと フツヌシと タケミカツチに 魂返し 猿去沢に 興る道かな』8文

『ツハモノヌシが 魂返し 清き真の 放ふりて 道に天地 成し シキ県 母成央守 ヲシテ 添え 据えて 写し日 代治人ぞ』8文

『ヰチチが選む 魂返し ココストの根を 結ぶ文 ココトムスビの 名に据えて カスガ殿とぞ 尊ませ』8文

『万者 転れど 魂 返し 乱れ緒 解けば 神となる 心地 明清』8文

『塵と集めて 余に迫り 羨むモノが 交む故に 魂の緒 乱れ みやなくて 末 守らぬを 魂返し なせば 緒 解けて 宮に入る』13文

『アユキ・ワスキの 祭主 頼みてそれの 魂返し なさば苦しむ 魂の緒も 解けてムネカミ ミナモトへ 魂・魄 分けて 神となる』13文

『カスガ殿 魂返しなす 奥法も コヤネに授く この故に 四方の纏も 自ずから 一人に着けり』16文

『故 カスガ 送りて後は 勤め 降り ミカサ社の 魂返し 地 治まれば 枯れも無し』28文

『サルタヒコ "我 常に請う 魂返し オヰヱとフタヱ 日文あり 今 我 一人 受けざる"と 散々にぞ悔やむ』28文

 

『四月二十二日 大臣カシマと タタネコと "魂返し" 宣り 祭らしむ 故に明るき』33文

11月川柳マガジン課題

・魔法

・前句「深呼吸して出番待ってる」:2

・マドンナ:2

・刀:2

・気儘

・指紋:3

・笑いのある川柳:2

・時事川柳:2

・印象吟:2

生きにくい蚊も魂返りたいこの世

母の手の麺麭ヨーグルト遅昼餉

掘りたての甘藷は焼いて揚げて煮て

呼ばれても嬶は夢で腹を掻く

ひもすがら季節ばかりに虫の声

夕映えは駐めた車の中ばかり

膀胱の尿が切れても犬の肢

虫下し草を選り食む犬の知恵

一句立の書き物を文学と為し、口伝えの伝承、或いは協同でこさえたる連俳を知識的要素の濃いものとして非文学と見做したるは子規先生だけのというより、堕落した宗匠俳諧の横行という時代的な規定・条件より生じた非常識の見解であろう。 顧みれば、古代の万葉集も当時の政権による漢字文化の導入により可能となった、口誦文学からの掬い上げともいうべき活字化であった。

人問わば拈華微笑の志

いきのたえだえひなのしらじら兵のつら

見えぬ目の白呆け見える目に被る

 

 

 

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