重箱の隅よりふらっと歩きたい
雑踏で愛もなく振り返る人
うかつにも絵の中に消えたお喋り
重箱の隅よりふらっと歩きたい
点と点反発しあうこの磁石
鍵返し別れた後にできたこぶ
あの頃もこのころも惑うかんざし
たっぷりと毒を塗り込む欲望を
是が非とも遺伝子に書けこらえ性
何気ない一日ひみつ藪の中
有色の顔でも同じ顔でなく
雑踏で愛もなく振り返る人
うかつにも絵の中に消えたお喋り
重箱の隅よりふらっと歩きたい
点と点反発しあうこの磁石
鍵返し別れた後にできたこぶ
あの頃もこのころも惑うかんざし
たっぷりと毒を塗り込む欲望を
是が非とも遺伝子に書けこらえ性
何気ない一日ひみつ藪の中
有色の顔でも同じ顔でなく