並びゆく腕輪のもゆら響きあう
青虫は三世を生きる柔らかさ
茶の蜥蜴怖いのか恐竜の末
悪食の末裔だろう生きている
なるだろう一句一句に阿呆あり
近づいて江戸も浄土も遠かろう
並びゆく腕輪のもゆら響きあう
永遠が涼しいとして「いま」は去る
てのひらが燃えるのを見ている眼
確かめる己がむくろが灰になる
赤光から煉獄の扉を引きちぎる
途切れなく万年を生き継ぐ精子
途切れなく万年を生き継ぐたまご
青虫は三世を生きる柔らかさ
茶の蜥蜴怖いのか恐竜の末
悪食の末裔だろう生きている
なるだろう一句一句に阿呆あり
近づいて江戸も浄土も遠かろう
並びゆく腕輪のもゆら響きあう
永遠が涼しいとして「いま」は去る
てのひらが燃えるのを見ている眼
確かめる己がむくろが灰になる
赤光から煉獄の扉を引きちぎる
途切れなく万年を生き継ぐ精子
途切れなく万年を生き継ぐたまご