酒呑みをやめても酒を恋うており
損得はあるや無しやの五十年
上向いて歩いて往こう能天気
江戸の世にありふれており二八蕎麦
五十から不承ぶしょうに歳を取り
固まりて百姓何の世話を焼く
吉日は廻り舞台の昼と夜
死暮れの身うしろすがたに横流れ
酒呑みをやめても酒を恋うており
退屈よ昨日も今日も酒談議
たわむれにとんぼの翅を背に附けよ
損得はあるや無しやの五十年
上向いて歩いて往こう能天気
江戸の世にありふれており二八蕎麦
五十から不承ぶしょうに歳を取り
固まりて百姓何の世話を焼く
吉日は廻り舞台の昼と夜
死暮れの身うしろすがたに横流れ
酒呑みをやめても酒を恋うており
退屈よ昨日も今日も酒談議
たわむれにとんぼの翅を背に附けよ