[兵站戦線2673]

homefrontとは「銃後」という意味で、あえていえば「兵站」と云いましょうか。小島祝平氏曰く、川柳は正直に詠む。ええ恰好しよ、思うのは川柳やない。川柳のいのちは、真実(ほんま)や、ほんまのところにユーモアが出る。うそはあかん。短歌ブログ;http://ameblo.jp/oyajipoem 俳句ブログ;http://blog.livedoor.jp/kigai_bow/

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騙されるあけっぴろげの裏話


荒廃した故地を捨てて、新しい土地に新しい夢を求めて流れていく。百済が滅亡したとき、我が国は多くの百済遺民を受け入れた。『日本書紀』には、渡来した百済遺民を各地に配置した記述が散見する。高句麗が滅亡したときも、事情は同じで、多くの遺民が我が国に渡来して各地に住み着いた。残念ながら『日本書紀』は詳しい記録を残していない。わずかに、持統元年(687)高句麗人56人を常陸に移すと記すだけである。

原発事故で荒廃した郷土を捨てて避難先を新しい郷土としなければいけないような事態が差し迫っているように見受けられる。帰郷できない土地の自治体は解散すべきではないのか。それとも帰れるときのために維持してゆくのか?亡命政府のような形で・・。


ふるさとは話すべからず捨ててきた


このここを古里として思いこむ


せめてもと死し去る時はあれに埋め


ふるさとは墓のみありて防護服

 

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