2014-03-25 仏陀の余熱 祭とて鎮守の杜を憶いだす 信心と別の判断ムラの神 歯ぎしりの峡の石垣から聞こえ 雨の止み谷渡り聴く日暮どき わが手なる土器の歪みに気も紛る 銭に生き死に死ぬ先の弥勒かも ポッと出の仏陀であろうはずがない 捉われて弥勒の像を摩る莫迦 悟る人迎える大衆(だいしゅ)感受の慧(けい) 親しめば神も仏も肩を組む