[兵站戦線2673]

homefrontとは「銃後」という意味で、あえていえば「兵站」と云いましょうか。小島祝平氏曰く、川柳は正直に詠む。ええ恰好しよ、思うのは川柳やない。川柳のいのちは、真実(ほんま)や、ほんまのところにユーモアが出る。うそはあかん。短歌ブログ;http://ameblo.jp/oyajipoem 俳句ブログ;http://blog.livedoor.jp/kigai_bow/

仏陀の余熱

祭とて鎮守の杜を憶いだす

信心と別の判断ムラの神

歯ぎしりの峡の石垣から聞こえ

雨の止み谷渡り聴く日暮どき

わが手なる土器の歪みに気も紛る

銭に生き死に死ぬ先の弥勒かも

ポッと出の仏陀であろうはずがない

捉われて弥勒の像を摩る莫迦

悟る人迎える大衆(だいしゅ)感受の慧(けい)

親しめば神も仏も肩を組む

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