葱齧れ
いっぽんの杙をこころの河に打つ
腹減らし幸福感の露払い
捨てていく本音ひとつに嘘ひとつ
手袋を使ってみたい冬だった
安達太良に迦陵頻伽のうたを聴く
かんなびの山にもなぜか螻蛄の声
年寄れば腐すな妬くな葱齧れ
あっち向いてホイときめいて風を食う
自然でいい時間を食べて老化する
錆ついた釘を叩いて打ち直す
いっぽんの杙をこころの河に打つ
腹減らし幸福感の露払い
捨てていく本音ひとつに嘘ひとつ
手袋を使ってみたい冬だった
安達太良に迦陵頻伽のうたを聴く
かんなびの山にもなぜか螻蛄の声
年寄れば腐すな妬くな葱齧れ
あっち向いてホイときめいて風を食う
自然でいい時間を食べて老化する
錆ついた釘を叩いて打ち直す