2014-02-25 修司歌にばらける文語その屍 気にかかる修司の短歌仮名遣い 現代のかな他人の真似しない 仮名遣い気分で変えることもある 「ゐる」と言い ひろげて「いたり」違和がある 修司歌にばらける文語その屍 過去帳をめくるみたいに初期歌篇 修司初期歌篇まさしく挽歌 己に向け ビートルズいつしか空気的なもの 大学の歯科研究のモルモット 椅子に寝て一時間半 限界だ 材料にしてもいいとは言ってない 虫歯一本神経抜いて一か月 まだ処置に納得しないおんな医者 週二回終わればいつも時間外 抜いた日は黒い夜いま薄闇に 口のなかゴムテント張り何をする 入れ歯外せば文句ひとつも言えません