享楽と最も遠い鶴の詩
柊の花さき香 ふゆを待て
ひっついてみたかったもの鶴彬
感状を 日本人士の名で与え
享楽と最も遠い鶴の詩
川柳に向いて人間ほとばしる
坑道のカナリアとして葬られ
屈服と死出の喘ぎをふさがれる
笑いたいあけっぴろげに口開けて
善人の顔悪人の仕事する
どっちみちひとりこのまま抛りたい
柊の花さき香 ふゆを待て
ひっついてみたかったもの鶴彬
感状を 日本人士の名で与え
享楽と最も遠い鶴の詩
川柳に向いて人間ほとばしる
坑道のカナリアとして葬られ
屈服と死出の喘ぎをふさがれる
笑いたいあけっぴろげに口開けて
善人の顔悪人の仕事する
どっちみちひとりこのまま抛りたい