遠からず夢焼けに逢うふゆが来る
遠からず夢焼けに逢うふゆが来る
脳髄の痛み遠のく小春かな
酒のこと懐かしむ色々ありて
酒で子を捨てたも同じ耻拾う
面に吹く風は縹渺哭くばかり
暮れ落ちて凪に振れあう虫の音よ
ここだけの眺め自慢が多すぎる
入り海に小湊ならぶ五島灘
たちのぼる雲気の繭となる没り日
十三夜曲がり角から寺の町
遠からず夢焼けに逢うふゆが来る
脳髄の痛み遠のく小春かな
酒のこと懐かしむ色々ありて
酒で子を捨てたも同じ耻拾う
面に吹く風は縹渺哭くばかり
暮れ落ちて凪に振れあう虫の音よ
ここだけの眺め自慢が多すぎる
入り海に小湊ならぶ五島灘
たちのぼる雲気の繭となる没り日
十三夜曲がり角から寺の町