[兵站戦線2673]

homefrontとは「銃後」という意味で、あえていえば「兵站」と云いましょうか。小島祝平氏曰く、川柳は正直に詠む。ええ恰好しよ、思うのは川柳やない。川柳のいのちは、真実(ほんま)や、ほんまのところにユーモアが出る。うそはあかん。短歌ブログ;http://ameblo.jp/oyajipoem 俳句ブログ;http://blog.livedoor.jp/kigai_bow/

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

公の事業に集る派遣業

ネオリベラリズム煽がれている不自由さ 民族の公器の自覚ない社説 国による規制無ければルール無し 自律する社会の公器個の自由 公の器たるべく自由人 民営化しても公器の自覚あれ 公の損益分岐押し上げる サービスの蓄積派遣社の資産 私企業のめざす損益分…

春の雨は優しいはずなのに、すべてがぼやけて見える。

忍び寄る全体主義の靴の音 その口調 夜警国家の響きあり 唐船の荷揚げに雨の晴れて欲し うら若なひかりの射して春の雨 街路樹を芽附き枝ごと伐り払う 唐人の髭も看板腰の位置 丁髷のオランダ通詞下駄を履き 別々に抱妬の帰り路俯いて 母国語は図形に見えず意…

不眠じゃないけれど。

早起きも蛙群れなす目借りどき 眠たきに負ければ医者痞え 眠たさをこらえて医師の門叩く

川柳の雀何やら気ぶっせい

散歩にはいいシーズンと汗をかく 桜木の散歩路上に人が増え 起ってみろしつこいだけの壁の紐 どうしても欲しいあなたが持っている 便壺に入れ歯が落ちるどうしよう あほうどり壁を登るにゃ羽が邪魔 たまたまの窓の反射が目に這入り 晩春に小ばえのたかる手水…

ちょっとはましになったけど

立つことが嫌になるほど落ち着かぬ 苛ついているわけじゃなく抑えたい 鼻水が止まらないのは春の風邪? 風邪なんだそう思ったら楽になり 変調が腹に入ったり洟になる 日常の色までが日常の 風景のそとに想像したくない 鳥肌の立つ想像の異空間 手をつなぐ人…

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