[兵站戦線2673]

homefrontとは「銃後」という意味で、あえていえば「兵站」と云いましょうか。小島祝平氏曰く、川柳は正直に詠む。ええ恰好しよ、思うのは川柳やない。川柳のいのちは、真実(ほんま)や、ほんまのところにユーモアが出る。うそはあかん。短歌ブログ;http://ameblo.jp/oyajipoem 俳句ブログ;http://blog.livedoor.jp/kigai_bow/

19:10 未だ夕影消えぬ街

なづき野に抽斗ありて夢紡ぐ 大銀河虫の交響楽を聴く 残照のつちふる靄に黄一色

生憎も初めて通る気がしない

ニトロ手に我慢が切れて空割れる 躁と鬱どちらが好きか躁の方 躁気分頭蓋の裂けて金魚鉢 乳白の目薬苦く嘘がない 大それた真似はしなくていい明日 生きていて楽しくなけりゃ人じゃない 慢歩計他人の所為にしない嘘 宝物子供の心に成りきって 生憎も初めて通…

積木細工のストーリイ

吠え声に感情絡む色を見せ 同窓の記憶に潜む段差あり 知らん顔ネットに響むサクラ坂

▼なぜそこに突然奈落時が裂け

いつまでも時に逆らう私です 言葉って要らない今の私たち なによりも自分たちには時がある 終わらない明日の明日吾の果ての ひかり軸時をまたいで揺り起こす

愛人A男

独創のことばが千の槍となる 癖としてよき習慣を取り入れる 断捨離を越えてあらたに拾い合う 妻として夫としてや呼ばれたき いつまでかい?愛人A男の振りをする

条件の一つ一つが恋の仇 里心ついたか耳の虫の夏 習慣を捨てられなくて依存症 酒好きの昂じて不治のやまいだれ 今までは酒に隠れる合併症

手紙を書く

拝啓と敬具の中に収まらず 追伸と書いて本音を伸びやかに 時間差が煮詰めてくれる愛の傷

断酒は鍛錬ではありません。

00001: 放送のタブーに自縛いや自爆00002: またしても茶の間に客を殴りつけ00003: ゆるらかにさざ波岸に抱かれて00004: 字の汚れ荒れ野の景色窓のうち00005: もういいよ酒の神様待たないで00006: 飲まなくていいわびしさを解き放つ00007: 飲まなくて…

まだ、代えれないか。

少しづつ撤退気分ツイッター 知らな過ぎネットが右と限らない

妄想に傾く恋の活断層 その先の見えてる廃炉切り分ける

もやがかる朝日の中に街があり 朝の陽に靄を吐き出す君がゐる

軽く川柳

われはアルコール依存症者である 酒やめて人生軽く空歩く 林ふじをを追悼して 踏まれても路傍の草となる決意 護送船団を否定されて 汽水域名ばかりの恋試される

ひとつきに7キロなぜか減りまして

ひとつきに7キロなぜか減りまして 反省の二字にかくれてたばこ増え 御多分に洩れぬ自由と平和ショー 国連の役に立たない国であり

疲れだけが残った。

携帯でラインもくろみ無駄と汗

純  至上の愛

純潔にこだわりありて曇りなし 純情を日々に晒して前のめり

白髪が目立ってきました。

引き抜いた鼻毛の中に白髪見え 他人様知らないところ夢がない

25時 

25時 そんな時制はどこの星?

いのちの灯

「わたくし」が「私」に非ず恋すれば

さらぼふて百万年の恋の味

自覚してゐても一粒万倍日

暑がりの寒がり者(もん)のひゆみ無し 裸虫 ぎらつく時の矢に目ざむ 折り曲げるひかりの中の風景画

死んだら終わり別の人格

受け容れるフクシマの今先を読む いま活きる残る一人に為るにせよ 片歌 何しても死んだら終わり別の人格 魂の記憶装置のポーズを外す

托鉢

ひと鉢の生を舗道に経を誦す ひと鉢の何も語らぬ人の波 風景となりてみている処世訓 大道にあらん限りの念放て

ただいま応募への取りまとめ中に附き投稿停止しています。ごめんなさい。

洗脳と気づくも遅い還暦後

生前葬なにをするのと怪しまれ 洗脳の気づきに人は狼狽える 洗脳と気づくも遅い還暦後 還暦に覚醒させる孤独感 性欲は満たせぬ世代間の壁 死んだかと棺の前でしゃべる奴 日輪の爪には見えぬ世代感 反知性裏切ってゆく先行者 真実の開拓者たち村八分 あっと間…

五月四日は旗日なり

大っぴらに休む社長も遊びたい 発電機休ませ整備したいとき ゆくゆくは四月の末も休ませよ 休まないコンビニあればそこに行く 若者をとどめる仕組み公企業 店長は村の役場の係長 早朝の勤務シフトは高齢者 深夜には成年男子派遣職 一店に係長職ふたりゐる コ…

憲法を思はぬ時期に公布する

憲法のちから日本の底力 大東亜アジアすらない国語辞書 遠大なアメリカに依る支配力 日本の敗者の理屈さえ封じ 尊大が服を着て支那合衆国 パソコンに忘れ物して叱られる 黒人を大統領に白い国 意図的に真実覆ふ先回り 勤勉は明治の御代に掘りだされ 現し代に…

明らかに働き方に合理主義

血の通う親子ながらに使い捨て 孫育て思春期に入る居場所なし 戦時色なけれど敵は定まって わが敵と日本人ゆゑ皆殺し こんなのとなんで仲良くせにゃならぬ 悪口を外交といふ腐女子たち 伝統の職業欄に泣き女 演習も支那の女に仕切られる おおやけの窓口仕切…

同穴の狢と聞いて呆れるわ

馬を見ず虎も見なくてもう五年 おやすみのメールの続く恋まぐれ 同じ屋に去に逝く日まで片寄せて 六時間睡眠足りて遅寝癖 花金に欲の捌け口見つけさせ 資本家と国家の意志の頼りなさ どの国も民のガス抜きでっち上げ 何もかも原発二字に押し着せる 即刻に原…

午前零時の不眠症

行く旅に左岸の疼き五月闇 視神経炎糖尿病と仲イイの? 基礎疾患糖尿病と云はれては アルコール依存症とは違うのか 精神病棟午前零時の不眠症 襲いくる中途覚醒二時間後 珍しく離脱現象消えている 緊張をすればするだけ字が書けぬ 震え字を甲骨文に変えてゐる…

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